こんにちは!ことすたのマスコットキャラクター「リンコ」ピヨ!
これからKotlinについて一緒に勉強していくピヨ!
皆さん、Kotlinというプログラミング言語をご存知でしょうか?Kotlinは最近開発された、わりと新しいプログラミング言語で、ここ数年で人気急上昇中の言語になります。
人気急上昇中ではありますが、最近の言語ということもあり入門のための学習サイトが少ないというのも、Kotlinの特徴です。学習サイトがあったとしても、Javaがある程度理解できる方向けの入門サイトばかりです。
この記事、またこのサイトでは、Javaや他のプログラミング言語の知識が全くない入門者向けに、Kotlinはどういう言語なのか基礎の基礎から解説していくのでよろしくお願いします。
そしてまずは「そもそもKotlinって何?」「KotlinとJavaの違いは?」というところや、Kotlinを覚えることで何ができるのかを、この記事では紹介できたらと思います。
Kotlinについて少しでも興味のある方は、是非最後まで読んで頂けたら幸いです。
Kotlinとは?
まずは「そもそもKotlinって何」というところから解説していきます。Kotlinはプログラミング言語の1つで、2011年に海外の「JetBrains社」という会社が開発した言語です。Kotlinができてからまだ10年しか経っていないみたいですね!(2021年現在)
また2017年にはグーグルから「Androidの公式開発言語に認定」されたこともあり、そこから認知度や人気が急上昇しました。なぜここまで人気が出たかというと、Javaよりも簡潔にコードを記述できるオブジェクト指向言語だからです。
グーグルに認められるなんてすごいピヨ!
ですので、開発言語をJavaからKotlinに乗り換える企業も最近では多いようです。以下からは、より詳しくKotlinについて解説していきましょう。
Kotlinの特徴
ではKotlin言語は、どういった特徴を持ったプログラミング言語なのでしょうか?
Javaと同じオブジェクト指向言語
Kotlinは、Javaと同じ「オブジェクト指向言語」です。オブジェクト指向言語は、「クラス(設計図)」を作成して、クラスをもとに「オブジェクト(実体)」を生成し、そのオブジェクトに命令をしてプログラムを動かすようなイメージです。
現在では、このオブジェクト指向がプログラミングでは主流になっているので、Kotlinも主流の言語ということですね。
コードを簡潔に記述できる
Kotlinでは、Javaや他のプログラミング言語に比べて、コードを簡潔かつシンプルに記述することができます。そもそもKotlinを開発している時に、特に気を付けていたことがJavaを簡潔化することと安全性の向上だったそうです。
ですので、JavaとKotlinで同じ処理を行ったとしても、Kotlinの方が簡潔に記述することができるようになっています。
エラーを未然に防いでくれる
Kotlinでは、プログラミングで引っ掛かりやすいエラーを未然に防いでくれるような仕組みになっています。プログラムの実行時によく直面する「NullPointerException」というエラーの発生を防ぐ仕組みがあるので、コードの安全性が高くなります。
Javaとの互換性がある
KotlinはJavaとの互換性が高いため、プロジェクトにJavaのファイルとKotlinのファイルを混在させることができます。既存のJavaのコードを呼び出したりすることができるので、記述が楽になります。
KotlinとJavaの違い
よく比較されているKotlinとJavaの違いは、上記にも書いていますがKotlinの方がコードを簡潔に記述できるというところと、エラーに対して安全というところです。
安全性の向上というところでは、Javaで抱えていた問題の「Null(エラーの単語)」に対してもKotlinでは、より安全に対処できるようになっているみたいです。
Kotlinは、いわばJavaの上位互換的なプログラミング言語ですね。
KotlinはJavaをよりよくした言語なんだピヨね!
Kotlinでできること
Kotlinについてある程度わかったところで、では実際にKotlinでは何ができるのでしょうか?Kotlinというプログラミング言語を覚えるとできることを紹介していきます。
Androidアプリ開発
Kotlinでは、主にスマホやタブレットなどのAndroidアプリの開発をすることができます。
Androidというのは、スマホやタブレットのOSのことですが、AndroidOSは世界でもトップのシェア数を誇るスマホOSになります。ですので、Androidアプリ開発を行っている企業や案件数はかなり豊富にあります。
また今までは、Androidアプリの開発言語と言えばJavaが多く採用されていましたが、2017年にAndroidアプリ開発の推奨言語がKotlinになってからは、多くの案件でKotlinが採用されるようになっています。
これからAndroidアプリの開発を学びたい方は、JavaではなくKotlinを勉強することをオススメします。
※KotlinではiPhoneなどのiOSアプリは開発できません。iOSアプリを開発したい場合は、Objective-CやSwiftという言語になります。
Webアプリ開発
Kotlinと言えば、Androidアプリの開発のイメージですが、実はWebアプリの開発もできます。
Webアプリというのは、ブラウザ上で動くアプリのことですが、もともとは主に「Pythen」や「Ruby」がWeb系の言語として主流でした。
ですがKotlinの人気が出てきてからは、徐々にWebアプリの現場でもKotlinが採用されつつあるようです。今はAndroidアプリの開発のイメージですが、今後はさらにWebアプリでも人気が出てくるかもしれません。
Webアプリの開発を学びたい方は、今のうちにKotlinを勉強しておくといいかもしれないですね。
Kotlinはアンドロイドアプリ開発のイメージが強いけど、他のものも作れるみたいだピヨ!
Kotlinで作られた主なアプリ
続いてKotlinで実際に作られた主なアプリを見ていきましょう。実際に作られたアプリがどんなものか見てみると、Kotlinがどんな開発言語かイメージが湧きやすいと思います。
Kotlinで開発されたアプリには主に以下のようなものがあります。
- LINE
- Yahoo!ニュースアプリ
Android版のLINEやTwitterなどはKotlinで開発されているようです。誰もが知っているアプリがKotlinで開発されているなんてビックリですね!
有名なアプリも作られていてビックリピヨ!
Kotlinの基本まとめ
この記事では、入門者向けにKotlinの特徴やJavaとの違い、Kotlinでできることや開発されたアプリを紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
KotlinはJavaや他の言語に比べて、エラーが起きにくく記述でき安全で、またコードを簡潔に記述できる優れた言語になります。
またKotlinはこの先、さらにどんどん採用される企業やアプリが増えていくと見込まれているプログラミング言語です。アプリ以外にもサーバーサイド側でも使われてきているので、使用範囲も広がっていくことでしょう。
Kotlinに興味があってこのサイトを訪れたんだと思いますが、せっかく最後まで読んで頂いたのでこの機会にぜひ当サイトを参考に、Kotlinを勉強してみてください。
これからKotlinの勉強、一緒に頑張るピヨ!!
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