【第4章】文字の連結や文字列テンプレートについて解説

【第4章】文字の連結や文字列テンプレートについて解説 基礎勉強
スポンサーリンク
リンコ
リンコ

こんにちは!リンコですピヨ!この記事では自分の勉強の復習もかねて、Kotlinでの文字の連結や文字列テンプレートについて解説するピヨ!

この第4章では、プログラミング言語であるKotlinの基本の文字の連結や文字列テンプレートについて、一緒に勉強していきましょう。

この記事を読めばプログラミング未経験の方も、Kotlin入門レベルの文字の連結や文字列テンプレートについて1つ1つ理解しながら勉強できると思うので、是非最後まで読んで頂ければと思います。

※この記事で出てくる「サンプルコード」は、記述が長く画面からはみ出ている場合がありますが、横にスライドすると表示されるのでご安心ください。

スポンサーリンク

文字の連結とは?

文字の連結とは?

Kotlinでは、複数の文字列を1つにくっつけることができます。このことを「文字の連結」と言います。文字の連結はいくつか方法があります。

1つ目の方法は、複数の文字列を「+」を使って足し算する方法です。

文字の連結の書式

文字の連結の書式は、以下のように複数の文字列や、複数の変数名の間に「+」を入れるようにします。

//文字列の間に「+」
println("文字列1" + "文字列2")
//変数名の間に「+」
println(変数名1 + 変数名2)

実際に文字の連結をしてみよう

では実際に文字の連結をしてみましょう。

サンプルコード

//文字列の間に「+」
println("あいう" + "えお")
//変数名の間に「+」
val msg1 = "aiu"
val msg2 = "eo"
println(msg1 + msg2)

出力

以下のように、文字列が連結されて出力されます。

あいうえお
aiueo

またprintln関数内で文字の連結をするのではなく、以下のようにString型の変数を連結して、新たな変数に代入することもできます。

サンプルコード

val msg1 = "かきく"
val msg2 = "けこ"
val msg3 = msg1 + msg2
println(msg3)

出力

以下のように、文字列が連結されて出力されます。

かきくけこ
リンコ
リンコ

複数の文字列や変数名の間に「+」をつけることで、文字の連結ができるピヨ!

文字列テンプレートとは?

文字列テンプレートとは?

2つ目の、文字を連結させる方法は「文字列テンプレート」という方法です。

文字列テンプレートは文字列の中に変数名を記述し、変数名の手前に$を記述することで、文字列の中で変数を使うことができるというものです。

この文字列テンプレートを使うことによって「””」内の文字列の中でも変数を記述し、変数内の値を文字列の中に組み込むことができる非常に便利な機能になります。

文字列テンプレートの使い方

文字列テンプレートの使い方

では文字列テンプレートは、具体的にどのように使うのでしょうか?実際の使い方を勉強していきましょう。

文字列テンプレートの書式

以下が文字列テンプレートの書式になります。

${変数名}

と、変数名を「{}」で囲い、その手前に「$」とつけることで変数を文字列テンプレートにすることができます。

※「$変数名」というように、「{}」を省いた状態でもOKですが、場合によってはややこしくなるので「{}」をつけた方法のみ解説します。

リンコ
リンコ

「””」内に「${変数名}」を記述することで、文字列の中に変数の値も出力することができるピヨ!

実際に文字列テンプレートを使ってみよう

書式もわかったところで、実際に文字列テンプレートを使ってみましょう。

サンプルコード

//変数nameに「リンコです」を代入
val name = "リンコです!"
//nameに文字列テンプレートを使い、文字列を変数msgに代入
val msg = "こんにちは、${name}"
//変数msgの値を出力
println(msg)

出力

以下のように、文字列の中に含まれている変数名も、変数名のままではなく値が出力され文字が連結されていることがわかります。

こんにちは、リンコです!

文字列テンプレートの中で計算もできる

最後に文字列テンプレートの「${}」の中では、計算もすることができます。

サンプルコード

val h = 8
val msg1 = "1日の労働時間は、${h}hoursです。"
val msg2 = "毎日${h}hoursペースで1週間働くと、${h*7}hoursの労働をすることになります。"
val msg3 = "毎日${h}hoursペースで1か月間働くと、${h*30}hoursの労働をすることになります。"
println(msg1)
println(msg2)
println(msg3)

出力

1日の労働時間は、8hoursです。
毎日8hoursペースで1週間働くと、56hoursの労働をすることになります。
毎日8hoursペースで1か月間働くと、240hoursの労働をすることになります。
リンコ
リンコ

文字列テンプレートの中では整数の計算もできるなんて便利ピヨ

まとめ

まとめ

この記事では、プログラミング言語であるKotlinの文字の連結や文字列テンプレートについて勉強していきましたが、いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • 複数の文字列を「+」を使って足し算できる
  • 変数を連結して、新たな変数に代入することもできる
  • 文字列の中に変数名を記述し、変数名の手前に$を記述することで、文字列の中で変数を使うことを「文字列テンプレート」と言う
  • 文字列テンプレートは「${変数名}」と記述する
  • 文字列テンプレートの中では、整数の計算もすることができる

今回勉強した「文字の連結」や「文字列テンプレート」はKotlinの入門レベルの知識になるので、何回も読み直してしっかり覚えておきましょう。

リンコ
リンコ

次回の記事では「Boolean型や論理演算」について勉強していくピヨ!

プログラミング未経験の方や入門レベルの方、Kotlinについて詳しくなりたい方は、また一緒に勉強するピヨ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました